小鹿田焼 蓋付き大壺

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国の無形文化財にも指定されている、民陶でお馴染み大分県日田市にある小鹿田(おんた)焼の蓋付き大壺です。小鹿田焼の代表的な「とびかんな」と伝統的な「うちかけ」の組み合わせ模様です。唐臼で石を砕く事から手作業で作り、尺もの以上は電動ロクロも使わず蹴ロクロで成形し とびかんなは釉薬を懸けた後、最後の一瞬で付ける模様です、失敗すると製品にはなりません。ひと山越えた小石原(筑前福岡藩 現東峰村)から陶工を招き開窯したのが小鹿田焼ですが 「とびかんな」「刷毛目」模様は昭和に入ってから小鹿田焼で生み出された技法です。窯の燃料は松では無く 日田杉を製材した際の廃材を利用していますので低温で焼かれています。(日田杉を製材して出た端材で日田下駄を作り それでも余った廃材が燃料 最近は建築廃材の利用してるようです。)10軒ある窯元の名苗字は小石原から招いた陶工、土地を提供した地主、資金を提供した庄屋の3つのみです。出品した壺の窯元までは不明です。(組合の決まりで刻印には窯元名を入れないので!)大きさですが口までの高さ 29㎝ (蓋を付けると37cm)胴直径 28㎝口内径 13㎝ (すべて素人計測)32cm 高さ7cmあります。母が梅漬けに長年使用していました肩部に塩分による釉薬はげがあります。(写7) 母が亡くなり梅も完食したので出品します。(マンションん住まいで床の間もないので?)でおすすめの使い方は 床の間に飾り10Lほど入るので「焼酎を注ぎ寝かしておく。」陶器の内側にある微細な孔によって焼酎が呼吸を繰り返す中で、水分とアルコール分が馴染み、アルコールの角が取れた口当たりの良い焼酎へと変化していきます。また、陶器の中では遠赤外線効果がみられたり、自然対流なども起こるため、より焼酎の熟成が進んでいくとも考えられます。また、保存していく上で大敵とされている光からも焼酎を守ることができるので、保存する環境として最適。美味しく飲んでは無くなった分を注ぎ足します。市販の焼酎サーバーと比べ10Lほどあるので時々足すだけでいつでも美味しく頂けます。ただし普通の焼酎サーバーの様に割水は(飲み切れずに傷んでしまいます。)発送には再利用の梱包材で行います。不明点はコメント頂ければ対応します。

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