いくつか前の教育課程のときに出版された１対１対応の演習シリーズの一冊です。 教科書を終えたあとこの一冊に取り組めば、高校範囲の図形の問題で手が出ないようなことはなくなるでしょう。 §１～§９までは例題と演習が一対一対応で56題ずつ、§10は例題のみ16題、それに§０で基礎力チェック問題が39題ほどあって計167題になります。 数式の基盤と同様に最近の１対１対応シリーズとくらべて問題前の導入が厚くなっています。これだけまとめても、入試数学で必要な知識は扱っていない微分積分、データなどを除き十分と思われます。スタンダード演習の導入より詳しく厚く充実していると思われます。 絶版で希少な本のため値段ははりますが、読みきれば入試数学のうち図形の問題で困ることは激減します。 図形は総合的な数学力が求められるため、解放選択の段階でのセンスが物を言う分野でもあります。この本ではありとあらゆる図形と問題パターンが用意されており、そのセンスを磨くのにピッタリの一冊です。多くの受験生が苦手とするこの分野の克服は、受験を大きく有利にすすめることでしょう！おすすめの1冊です。 古い本ですが、表紙が少し黄ばんでいる程度で、中はきれいです。マーカーが1箇所引いてあります（写真2枚目） #大学への数学 #栗田哲也 他の商品も一緒に購入されますとお安く致しますのでご検討下さい。