●江戸和本●〈夢中〉心学問答[夢中心学問答] 寛文7年 心学 稀書 唯一神道

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〈夢中〉心学問答[夢中心学問答] 【判型】大本2巻2冊。縦269粍。 【作者】不明。 【年代等】寛文7年5月刊。[京都]中村五兵衛板。 【備考】分類「心学」。和漢の故事や譬喩、内典・外典の語、また、しばしば道歌を紹介しつつ、「人の心のあり方」を極め実践する心学のあり方や、神道・儒教・仏教等の本質が根源的に一つであることを諭した仮名書きの書。上巻は、冒頭で山里での隠遁生活の意義を説き、夢の如き世の有様や世の無常、仲哀天皇、始皇帝、楊貴妃の故事や、「とにかくに浮世は春の夢ぞとも、水のあはれに思ひしる哉」など数多くの道歌を引く。続いて、ある日の夕暮れ、やってきた里人に「今時の道心には、青道心(初心者のなま道心)、薬罐道心(さめやすい道心)、焼(ヤキデ)道心(焼手=人を喜ばせて騙すことか)があると聞くが、あなたはいずれか」と問われ、心の中で反芻するうちに見た不思議な夢での問答として、仏道と儒道の可否についての問答とその根拠、儒教以前から存在する王道や神国としての日本、近年流行する似非心学と、心法を修める心学の根本、儒道・神道の鬼神論、日本の神道を極めるための三部書(旧事記・古事記・日本紀)、「皇」「神明」の字義などを記す。また、下巻では、素戔嗚尊の故事や神道の秘極である素戔嗚尊が詠んだ最古の和歌「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに、八重垣作るその八重垣を(夜句茂多菟伊都毛夜覇餓岐菟麻語昧爾、夜覇餓枳菟倶盧贈廼夜覇餓岐廻(日本書紀))」の解釈から書き始め、饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が大和に降り立つ際に神から授かった「十種神宝(トクサノカンダカラ)」や日本神話に登場する神々や唯一神道について縷々述べ、儒道も神道も仏道も根本的に「明徳」の一理で帰すべきもので、「一心発明する則(トキン)ば、三道にくらからず。一道になづんで余道をさまたげ、一理に偏執をなし、豈、融通を知らざらんや。万事にみなもとを知る事肝要なり」と喝破する。 ★原装・題簽付・状態良好(表紙一部小虫)。記名なし・蔵書印あり。稀書(全国に所蔵1カ所(国文学研究資料館DB))。

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