ピン アイ2 プラス ベリリウムカッパー 3〜S 9本セット シリアルナンバー 全て一致 カラーコード　レッド シャフト アルディラカーボン 1982年に発売、その斬新な形状とUSGAとの角溝論争でセンセーションを巻き起こした[アイ2] 改良され1990年正式に[アイ２プラス]というモデル名で発売、その後延々と作り続けられかつ愛され続ける名器の最終形。 溝が適合になった事に目が行きがちですが、一番の違いは形状です。 このアイ２プラス可哀想なことに何年も前から埃にまみれ(多分20年以上)知人宅ガレージの隅っこに放置されていました。真っ黒になっていたこちらを譲って頂きダメ元でメンテナンス。汚れ酷かったので思いっきり新品10円玉の様に磨きあげてみると意外にフェイス溝潰れは無く、数本ドットの色抜けていますが目立つ傷ダメージは9番とWのソールのガリ傷位で他番手ヘッドに大きな傷ダメージありませんでした。キャビティ部まで全て磨き上げても良かったのですが、渋く燻んだ部分とピカピカに輝くフェイスソール部分のコントラストが際立ち面白い仕上がりとなってます。 シャフトはカーボンなので磨けず汚れ洗い流す程度、グリップは何故か奇数番手をロイヤルに交換してあり偶数番手のオリジナルはボロボロで交換必要です。 市場相場より安価設定しました、お好きなグリップ刺したりリシャフト使用もアリだと思いますし、ヘッドを飾りオブジェにしたりウェッジだけ単品使用する方も多く、需要ありますので楽しみながら自由にお使いください。 「飴色に変わった銅の色って魅力的なのです」 銅楽器を扱う方が良く言っていますが、クラブもステンレスには金属の無機質な感じを受けベリリウムカッパーには暖かさ、柔らかさの魅力をなんとなく感じませんか？(ベリリウムカッパーは決して柔らかくは無くステンに比べ硬度は高く比重は大きい素材。カーステン氏曰く　強くて、重たい素材だから「EYE2」に採用した理由で「素材で打感は変わらない。打感を変えるのは構造、そして打球面の厚みだ」と) 長々と御託を並べ申し訳ございません、EYE2に魅せられコレクターになってしまった変わり者の文章を最後までお読み頂きありがとうございました。撮影時入念に確認しておりますが、傷など見落としている場合もございます放置されていた古いモデルをご理解頂き、ご検討ください。