水原秋桜子「粕汁に あはれや酔うて 宵寝する」茶掛 紙本掛軸 肉筆 俳句 茶道具

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水原秋桜子「粕汁に あはれや酔うて 宵寝する」 茶掛 紙本掛軸 肉筆 俳句 茶道具 時代2重箱 真作保障 ご覧頂きありがとうございます。水原秋桜子の「粕汁に あはれや酔うて 宵寝する」です。 柔らかで流れるような字体が大変美しく、非常に風流なお品です。 若干の小傷/汚れ/シワがありますが、全体的に綺麗な状態です。 詳細は画像を見てご判断下さいませ。 サイズ 掛軸 全長 約136.7cm 軸先幅 約32.7cm 紙本 縦 約60.2cm 横 約26.1cm 水原秋桜子(みずはら しゅうおうし)は、大正時代から昭和後期にかけて活躍した俳人です。 高浜虚子の俳句論に興味を持って俳句雑誌『ホトトギス』を購読し、投句するようになります。高浜虚子から直接手ほどきを受け、昭和の初期には、高野素十、阿波野青畝、山口誓子らとともに「ホトトギスの四S」と称されるなど、ホトトギス派の代表的俳人として名を馳せました。 しかし、あくまで客観写生を称揚する高浜虚子に対して、主観写生的で、抒情的な調べをもつ句を求めた水原秋桜子は反発を強め、ホトトギス派から離脱、反ホトトギスを標榜する新興俳句の先駆者的な存在ともなりました。 水原秋桜子の作風は、日本最古の歌集である「万葉集」を思わせる古風な調べ、抒情的で、あかるく清明な句で知られています。 本業は医師で、現在の昭和大学の前身、昭和医学専門学校で教鞭をとり、また家業の産婦人科病院を継いで病院経営でも業績を残しました。 昭和30年(1955年)には、医業から引退、句作に専念します。俳人協会会長を務める、勲三等瑞宝章を受章するなど、文化人としての功績が高く評価されました。昭和56年(1981年)、急性心不全で死去、88歳の生涯でした。

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